貧困家庭の実態

増え続けている貧困家庭。仕方なく貧乏やっているのです。

ひとり親家庭等とは

      2016/07/13

働かない夫と小学生の子供を支える45歳の女性がいます。
彼女は離婚という選択をせず、ひとりで一家を
支えています。

夫婦で暮らしているのになぜかひとり親家庭

夫は健康そのものなのに、ほとんど働きません。
1日中ぼーっとしていたり、ゲームしたりしています。

結婚してから10年間は成績の良い営業マンでした。
しかし同僚に騙され、自分の売り上げ実績を
奪われてから人間不信になり、家に引きこもるように
なったのです。

貧困家庭の仕事

普通であれば、夫が働かないのであれば、
離婚するのでしょうが、私は旦那の仕事熱心だったところや
優しいところを知っているので、
見放す気にはなれないのです。

9歳の子供を養わなければならないので、
私が働いて家計を支えています。
働いているとはいっても、パートで時給950円の
事務職です。
手取りで月12万円くらいにしかなりません。

正社員の仕事を探しているのですが、
年齢45歳で、何の取り柄もない女が
すぐに採用されるはずもありません。
応募書類を送っても、面接に呼ばれたことはありません。

貧困家庭で暮らしていると、ストレスが溜まり、
子供に優しく接してあげられないこともあります。

子供に料理を教えてほしいと言われているのですが、
そんな余裕がない状況です。

情けない自分に苛立ちがあると、
夫の行動にもイライラしてきます。
夫は仕事、料理、掃除をやりません。
やってくれるのは、子供が小学校から帰ってくる時間に
家で迎えてくれること、あとは洗濯とゴミ出しだけです。

夕食を食べた後、食器を片付けないでゲームを始める夫に
怒りを覚え、「食器洗いくらいやってよ」と
怒鳴ってしまったこともあります。

子供の前で夫婦ケンカをしてしまったことは
反省していますが、もう少し夫に協力してほしい
という願いがあるのです。

ひとり親等とは

高校時代の友人にシングルマザーの女性がいます。
たまに愚痴を聞いてもらっているのですが、

「早く見切りを付けて離婚しちゃいなよ。
そのほうが吹っ切れるよ。」

と言われます。

正論だと思います。

それでも夫を捨てきれないでいると、
「偽装離婚もある」と彼女は言いました。

書類上は離婚しているけど、実際は同棲している夫婦が
最近増えているようなのです。

偽装する理由は、母子家庭になれば、
児童扶養手当がもらえたり、
そのほか行政から優遇が受けられるからです。

夫婦でいると、生活保護を受けにくいし、
形式上離婚して、ひとり親世帯になったほうが、
生活が豊かになるようです。

私は離婚届を手に、夫に相談しました。
すると夫は涙を流し、「ごめんな。」と謝るのです。

このとき、夫とは形式上であっても離婚することは
できないと思いました。

その翌日、ひとり親に関する情報を県のホームページで
見ていると、正確には「ひとり親等」となっています。

実は夫と同居していても、ひとり親世帯というものが
あるのです。

それは、夫が障害者に認定されれば夫婦で生活していても
ひとり親世帯になるのです。

今まで考えたことがありませんでしたが、
夫は精神的な障害を持っているのかもしれない。

すぐに心療内科に行きました。

すると、夫の症状は「躁うつ病」ということでした。
そして、すぐに障害者2級と認定されました。

早速市役所に行き、ひとり親等であることを
認めてもらいました。

すると、児童扶養手当が毎月もらえるようになり、
さらに私の医療費も無料になりました。
JRの通勤定期代も3割引にしてもらいました。

そのほか、いろいろ優遇があります。

それと同時に、就学援助というものがあることも知りました。
就学援助は、ひとり親等でなくても認められる
ようなのですが、今まで無知だったために、
本来受けられる援助を受けていなかったのです。

就学援助を受けるようになってからは、
小学校の給食費、学用品費などが免除されています。

今は行政からの援助を受け、ひとりの力で
夫と子供を養っています。

貧困家庭であることに変わりはありませんが、
今の生活に不満はありません。

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