貧困家庭の実態

増え続けている貧困家庭。仕方なく貧乏やっているのです。

裕福な生活から貧困家庭になってしまった夫婦

      2016/01/17

病気は貧困生活の始まり

突然襲ってくる病魔。
この悪魔は裕福な生活を一変させます。

吉村さん(41歳・アルバイト)は4年前にある病気になり、
退職を余儀なくされました。
退職前は大手商社の営業マンで、年収800万円ありました。

吉村さんは30歳のときに、7歳下の派遣社員の女性と結婚しました。
妻は結婚後仕事を辞め、専業主婦として家庭を守ってくれました。
そして、2人の子供に恵まれ、絵に描いたような幸せな人生でした。

35歳のときに念願のマイホームを購入し、
より一層仕事にも身が入るようになっていました。

ところが、37歳のとき肺炎で2週間の入院をしました。
普段なら風邪もひかないくらい健康なのに、
入院の数ヶ月前から発熱と頭痛を繰り返していました。
入院中、肺炎になった原因を精密検査してもらいました。

その結果、ある重病にかかっていることが判明しました。
病気は完治することはなく、常に薬を飲まなければならず、
その薬代はあまりにも高額でした。

吉村さんは障害者となったため、「重度心身障害者医療費助成制度」により
医療費や薬代の支払いはなくなりました。
しかし、仕事を続けることはできず退職を余儀なくされました。

夫婦共働きを始める

吉村さんは障害者のため、雇用保険は300日支給されます。
貯金もあったため、この間は何とか生活ができました。

その後の生活を夫婦で考えたとき、生活保護が頭に浮かびましたが、
住宅ローンがあり、車も所有しているため、
支給の対象にはなりません。

但し、月に5万円程度の障害年金はもらえることになりました。
しかし、それだけでは到底生活を維持することはできません。

そこで、専業主婦だった妻に働きに出てもらうことになりました。
妻は派遣社員としてはたらき、月収に22万円くらいです。

吉村さんは障害者となって以来、無職でしたが、
家事や育児をやっていました。
多少元気を取り戻した40歳の夏から、アルバイトにも行くようになりました。
月に12万円稼ぎます。
もちろん、家事と育児もやっています。

幸せな貧困家庭

病気にならずにサラリーマンを続けていたら、
おそらく年収は1000万円を超えていたでしょう。

そう考えると、世帯所得は大幅にダウンしましたが、
何とか生活を維持してるようです。

吉村さんは病気がキッカケで低所得者になってしまいましたが、
優しい妻と可愛い2人の子供に囲まれて、幸せな人生を送っています。

貧困家庭は不幸だと思われがちですが、
家族の明るい笑顔があれば、幸せは得られるのです。

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